東京都出身。クラリネット奏者としてクラシック作品から現代作品および実験音楽/即興演奏まで幅広い分野で活動。また異なる芸術分野のアーティストとのコラボレーションにおいては作曲やサウンドデザインも手がける。
2013年から2017年までPalimpsest(アメリカ)のメンバーとして活動する傍ら、Bang on a can(アメリカ)やred fish blue fish(アメリカ)、Golden Fur(オーストラリア)、Renga(アメリカ)、wildUP(アメリカ)などの現代音楽アンサンブルとの客演を重ねている。2014年11月にはソリストとしてPalimpsestとドナルド・マルティーノのトリプルコンチェルトを演奏し高い評価を得る(サンディエゴ)。これまでにcomposium2009(東京)、トーキョーエクスペリメンタルフェスティバル2013(東京)、ダルムシュタット夏期音楽祭2016(ドイツ)、supersense2015(メルボルン)、Monday Evening Concert(ロサンゼルス)、WasteLAnd(ロサンゼルス、BIFEM2016/2017/2018(オーストラリア) 、Kontraklang(ベルリン)、Inland(メルボルン)、Maerzmusik 2018/2019(ベルリン)、BIFF2018(ブリスベン)等、国内外の現代音楽フェスティバルやコンサートシリーズへ招かれている。これまでにヘルムート・ラッヘンマン、一柳慧、リチャード・バレット、ハヤ・チェルノヴィン、オルガ・ノイヴェルト、山本裕之、森下周子、ジェニファー・ウォルシュ、田中吉史、ユルク・フレイ、杉本拓など、数多くの現代作曲家の国内外の委嘱及び初演を行っている。 桐朋学園大学音楽学部卒業及び同大学研究科修了。ドイツ国立フライブルグ音楽大学を最優秀の成績で卒業(修士号取得)。2007年カールゼーマンプライスで2位入賞。同年ドイツのシュトゥッ トガルトで催された第55回ドイツ音楽大学コンクールに学校代表として選出。2012年より1年間お茶の水女子大学にて作曲家 の近藤譲氏のもとで音楽学を学ぶ。2019年カリフォルニア大学サンディエゴ校(UC San Deigo)音楽学部現代音楽演奏専攻博士課程修了。2014年から2018年まで同大学のリサーチ/ティーチングアシスタント及びクラリネット講師を務める。これまでにクラリネットを鈴木良昭氏、イェルク・ヴィトマン氏、アンソニー・ブール氏に、室内楽を故・ゴールドベルク・山根美代子氏に師事。現在ベルリン在住。 |